junyoのほんだな

2020/11に移転しました。移転先はプロフィールに。

ほれた弱みープレヴェールと僕(谷川俊太郎:プレヴェール詩集(岩波文庫)所収)

プレヴェールを夢見ることが好きな谷川俊太郎さんのエッセイが、岩波文庫版には付いている。谷川さんはいうのです「小笠原豊樹さんの訳になる、『プレヴェール詩集』は僕の座右の書です」と。

また曰く、あまりにも人間的なプレヴェール、とも、

あまりにもいい人たちとわるいやつら、いいことわるいこと、この世のすばらしさを知りすぎているプレヴェール、と。

 

これを読んだわたしは思うのです。小笠原豊樹さんの訳はやっぱりすごい、と。