junyoのほんだな

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夢の舟唄(德永民平詩集)

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気になった作品(の一節)。

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涙で涙を癒しながら

老いた者たちが集まって参りました

時雨にぬれて かなしみの衣をまとい

風に吹かれて あなたをおもい

日の過ぎるのも早く

ふたたび津田山で

少し早い一回忌に 椎の実を拾って帰りました

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一回忌なんて言葉の赦されるのは詩人だけ。詩人って寺の人と似ているようで別者。

気になったのは、それだけ。

 

 

 

 

 

 ISBNのない1994年の本。