明治43年生まれの歌人山本さんは、60歳で自らの人生を回顧して「石牛の歩み」と称された。歌それぞれに喜怒哀楽が滲んではいるが、どれもこれも明確な一言では言い換えられない独特の匂い、内向きの声のようなものを漂わせている。 収められてある、昭和42年…
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