junyoのほんだな

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ひきこもれ

今朝、ラジオで紹介していたので 懐かしく思い、 図書館の前を通過する時に立ち寄って捜してみた。 あった。 今読んでも古くないが、今日は「ひきこもれ」ってタイトルに共感しなかった。

第一章は「ひきこもれ」って感じで進むけれど、 あとは「ひきこもり的だった吉本隆明になれ」なんだ。

 

途中から、気に入ったフレーズに付箋を付け始めたら、なんと付箋だらけで意味が無かった。

で、3箇所だけ拾い上げておく。

 

◆ぼくが「傷ついた子ども」というのは……傷ついた親の手で育てられた子ども

◆物書きというのは虚業で、政治家の次くらいにくだらない職業

◆ひきこもってはいても、いつでも社会がいまどうなっているかを自分なりに把握しておかなければ、相当危ないんだ

 

ああ、やっぱり吉本隆明は詩人なんだなあ。