junyoのほんだな

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戦時の音楽

あくまでも17の短編"小説"集なんだけど、それぞれに異なるせつなさが漂っている。戦時下のくらしと音楽がらみで。たのしいばかりが音楽じゃないんだね。

 

読後、著者が1978年生まれと知って、どこからわいた哀感なのだろうと不思議な気分に。そんな印象をもつのは日本人だけなんだろうか。わたしだけなんだろうか。いずれにしてもすごいよね、小説家って。