junyoのほんだな

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オリジン 下 (角川文庫)

残念なのは(作品サイドのことはさておき、)わたしがウイリアム・ブレイクの絵画や思想をはじめ、登場する西洋芸術に無知でありすぎることかなあ。

ストーリーは、おっと想定内に収束した感じ。上巻のスリリング感からすると、(面白いことは面白いが)やや物足りない。AIの未来図をどう描くか考えさせる結末はちと観念くさい気がした。映画化すれば映像的にわくわくできそうではある。