2017-11-02 プレヴェール詩集 谷川俊太郎さんが「ほれた」というフランス詩人。日本人ならだれでも、かれの邦訳読んだら惚れちゃうよ、きっと。殺人と動物殺しとかの話題が満載なのに、ちっとも凄惨ではないし、むしろこころがほんわかするくらいだったり。 一つだけ、疑問があるんだ。 「美しい季節」と題した短詩の末語。 八月十五日正午。これってフランス人にとって何なんだろうと思ったら「聖母被昇天祭 」なる祝日だった。邦訳では拡がる意味がちがうはずなのに、すんなり読めてしまう妙な感じ。何なんだろう。